リーガルジャパン代表弁護士の木下です。
昨日、千葉県のきみさらずゴルフリンクスに行ってきました。懇意にさせていただいているお客様達のゴルフコンペに参加してきたのです。
非常に戦略的で難しいと聞いていたきみさらずゴルフリンクスは、コース案内によると、「ヤマトタケルノミコト伝説が残る『きみさらず』の地に、鬼才ピート・ダイが新たな生命を吹き込んだ。本場リンクスを彷彿させるアンジュレーション、青い池、白い砂、そして芝の緑が織り成す造形美、スタートから息つく間もなくスリリングな展開が続いていく。18の個性あふれるストーリー、その結末は自分でしか描けない」と紹介されています。何かの大作娯楽映画の紹介みたいですごいですね。で、実際はどうだったかと言うと、フェアウェイの至る所がうねっていて、平らなライで打てるところがほとんどないため、どう打ったらよいか悩む場面が多々ありました。グリーンもポテトチップスみたいなアンジュレーションの高速グリーンになっているホールが多く、グリーンに直接乗せるとボールが止まらないで、グリーン奥の深いバンカーやグラスバンカーに落ちていくホールばかりなので、ここでも落としどころに悩みます。あちこちで悲鳴や絶叫が聞こえていた辺りは、娯楽映画というよりもホラー映画みたいですが、普段よりたくさん叩いて体力を使ったこともさることながら、ホールアウト後は普段より頭を使って疲れたとこぼす人が続出しました。
また、今時の日本のコースでは珍しく、お一人様専用のような深くて狭いバンカーが待ち受けている罠も凄く効いていました(採算的にはたくさんのお客さんを入れて、プレーの進行を優先する必要があるため、難しいバンカーなどは廃止するコースが多いのです)。さらに、フェアウェイがなく前方全面が池の浮き島グリーンに打っていくショートホールや大きな池越えに加えて、右サイドは白く長いバンカーが続くミドルホールなどがあるので、非常に美しいもののプレッシャーもかなりきついです。何で遊びに来てるのにこんなにストレスを感じているんだろうと疑問に思ってしまいます。
実は、このきみさらずゴルフリンクスを設計したピート・ダイは、「悪魔の設計家」の異名を取り、日本でもいくつかの有名な難関コースを作っているのですが、彼が日本で最初に設計をしたのがこのきみさらずゴルフリンクスだったそうです。そのためホールアウト後は、「日本で最初の設計ということでピートのやつ、設計者として技術を存分に披露しようとして力が入ったのかなぁ!?」とか、「それにしても、おいっピート、これはちょっとやり過ぎやろっ!」などという雑談で盛り上がりました。このように皆痛めつけられた難関コースにもかかわらず、コースに対して批判的なコメントをする人は少なく、再度チャレンジしたいと語る人の方が多かったです。スコアの良し悪しにかかわらず、ゴルフが好きな人にとっては挑戦意欲を掻き立てられるコースは好印象なんでしょうね。つくづくゴルフは力任せではなく、頭でするスポーツだと言われるのがよく分かります。例外なく打ちのめされた私も、いつかまたピート・ダイが設計したゴルフコースに再チャレンジしてみたいです。

