リーガルジャパン代表弁護士の木下です。
今日はいつもお世話になっている大阪の毎日放送ラジオに出演させていただきました。「上泉雄一のええなぁ」の中で、我々が展開している全国規模の法律事務所のメリットとして、①事件解決のための情報の共有や、②遠隔地事件の解決の効率性などのお話をしました。
例えば①については、よくある債務整理事件などにしても様々な解決例がありますから、全国レベルでたくさんの解決例の情報がある方が、個々の依頼者の人達にとっても、より有利な解決を図れる可能性が高くなります。
次に②ですが、交通網の発達に伴って、遠隔地間でのトラブルは確実に増えてきたと思います。例えば今日の放送の中では、私が以前に聞き取りをした事件の中から、旅先の札幌で知り合った男性と結婚したが、その夫のDVで傷付いて大阪に戻ってきた女性の離婚相談とか、出張先の鹿児島で医療過誤に巻き込まれて大阪に戻ってきた男性の損害賠償の相談などのお話をしましたが、これらの事件はどちらかというと、これまでは泣き寝入りに終わることが多かったのです。裁判などの司法手続きには「裁判管轄」といって、どの土地の裁判所でないと受付ができないというルールがあり、原則として裁判は、訴えられる被告の住所地の裁判所が管轄になるからです(民事訴訟法第4条1項)。相手方の土地まで出掛けていって裁判をしなくてはならないのは、いわばアウェーの戦いになるわけで、現実的には交通費や弁護士日当などの負担が莫大となって、不戦敗のような形で諦めてしまうことが多かったわけですね。『行列のできる法律相談所』で「訴えてやるっ!」と叫ぶことは極めて簡単なのですが、現実に訴えるとなると管轄のハードルはなかなか高いことがあるということです。しかしながら、ある程度主要な全国都市の弁護士が協力できるとなると、このような事件についても、余分な交通費を使うことなく解決できる範囲が大きくなりますから、依頼者の方が泣き寝入りするケースも少なくなります。
このように、我々としては、全国展開によって、より情報の共有化を図ったり、管轄の壁を打ち破る努力をして、泣き寝入りされる方をなるべく少なくしたいと考えているのです。
ところで余談になりますが、以前にもお話したように、私は上泉アナウンサーとは以前から親しくさせていただいていて(ホールインワン保険をめぐるトラブル)、ラジオで生放送の合間に入るCMの間は自由に雑談もできるのですが、今日も1分かそこらのCMの時間に雑談をしながら、せっかくだから今決めちゃおうと、上泉アナウンサーとの忘年会の日程を決めてきました。生放送のテレビ番組やラジオ番組を見学されたことがある方はご存知だと思いますが、CMの時間の雑談って意外にフランクで砕けていて、放送内容とのギャップが大きいだけに面白いことがあります。CMが終わって放送が再開すると、またきりっとした雰囲気に切り替わりますから、今日も、この時間を利用して忘年会の日程調整をしているとは想像できないリスナーの方もおられるかもしれないなぁと、我ながらちょっと可笑しかったです。
上泉アナウンサー達との忘年会で、また面白いお話が聞けたら、差し支えのない範囲で、Jのブログにでもアップしてみようと思います。