リーガルジャパン代表弁護士の木下です。
先日、大阪の冬の風物詩となりつつある御堂筋イルミネーションを見てきました。大阪検定公式テキストの監修を始めとして多数の著書があり、大阪の歴史、文化、建築物に精通されている、御堂筋イルミネーションのアドバイザーの方と一緒にお食事をさせていただく機会があったので、食事の後、淀屋橋から本町まで歩いてイルミネーションを見ながら解説をお聞きしました。
私の中で、冬の風物詩といえば学生時代に過ごした仙台の「光のページェント」でした。杜の都仙台のシンボルでもある、けやき並木は非常に大きくて密度が高いので、そこにぎっしりと小さな電球がちりばめられて輝くページェントを初めて見たときには、大変感動したのを覚えています。しかし、今回の御堂筋イルミネーションもとても美しく、また違った感動がありました。最近の光のページェントがどのようにバージョンアップされているのかは分からないのですが、当時見た光のページェントとの一番の違いは、御堂筋イルミネーションの方がかなりカラフルなことでした。私としては、単色とはいえ、細かな柔らかい電球の光が頭上から降り注いでくるかのような光のページェントも好きでしたが、黄色やピンクの電灯がカラフルに彩られている御堂筋イルミネーションも、本当に美しいと思いました。
今回歩きながらお伺いしたお話によりますと、実はこの御堂筋イルミネーションも、見学者の方の意見をフィードバックしながら、毎年少しずつ改良を重ねているそうです。例えば、今年は従来途中までしか巻き付けていなかった街路樹の先端まで、一つ一つ手作業で細かく電灯を巻き付けて高さを出されたそうです。たしかに先端の細部まで丁寧に巻かれた電灯が並ぶと、非常に壮観でより美しく感じました。光のページェントの良い部分を取り入れた感じです。その他にも、従来同色だった黄色を、金色風の明るい色彩と少し暗めの落ち着いた色彩の二種類の電灯に分けて折り混ぜたり、新色の柔らかいサクラ色の電灯を導入されるなど、観光名物として年々スケールアップされている努力を感じました。
今年のクリスマスは寒さが厳しかったにもかかわらず、たくさんの見物客や観光客で賑わっていましたから、観賞者側がこのイルミネーションを楽しみにしているのは間違いないのでしょうが、舞台裏のお話をお聞きしていると、製作者側としても毎年より良いものを作り上げようとして、楽しみながら準備をされていることがよく分かりました。
綺麗なページェントやイルミネーションを見ていると、気分も明るくなって元気になれますよね。日本の現在の電力事情を考えると、節電は不可欠なのでしょうが、不景気や震災復興過程の中で前向きな気持ちになることも大切ですから、可能な範囲でこのようなイベントは続けて欲しいと思いました。


