先週、日本初の単体で加入することができる弁護士費用保険MIKATAの開業イベントが東京でありました。
久米社長による、心のこもったご挨拶からイベントは始まり、たくさんのご来賓の方々のお話がありました。
予定されていた麻生太郎元総理が国会本会議のために、ご祝辞だけになったのは残念でしたが、片山さつき議員のスピーチは、保険制度のコンプライアンスを再認識させていただくものでした。片山議員らしくきりっとした内容で、とても良かったです。
その後、丸山和也弁護士、大渕愛子弁護士、石渡真維弁護士ら「行列のできる法律相談所」の弁護士のフリートークショーがあり、私がこの司会を務めさせていただきました。このトークショーには、細かい台本がなかったため、各著名弁護士の自由で忌憚のないご意見を限られた時間内でうまくまとめられるのか、かなりドキドキして臨みましたが、結果的には、生き生きしたライブ感があって非常に盛り上がったし、楽しめたという声をたくさん頂戴しましたから、何とかこの大役を無事に果たすことができたようで、本当に良かったです。
このトークショーの中では、弁護士の皆さんが弁護士費用保険について、どのように考えているのか、それぞれ印象的なお話がありました。
本人訴訟事件の約20パーセントは、弁護士がついていたら結論が有利に変わっていた可能性があるという、先日の読売新聞掲載の裁判官のアンケートを踏まえて、大渕弁護士から、このデータには含まれていないが、着手金の支払が負担で最初は無理をして本人で裁判をやっていて、旗色が悪くなって、途中から弁護士のところにやって来る方もいる…しかし、この場合、当初の争い方が良くなくて、十分に挽回してあげられないケースがあるから、実は不公平な裁判は、このアンケート以上に数が多くて、それらが弁護士費用保険で早めに弁護士の相談を受けることができるのであれば、非常に公平な社会のために役立つと思う、というご指摘がありました。これは、私も正に同感で、実務家ならではの極めて説得力のあるご意見だと思って、壇上で何度も頷いてしまいました。そして、石渡弁護士がこのような現状の司法の課題を称して、後の記者会見において、「夢のような保険」だとおっしゃって下さったことも、大変印象的でした。
一方、丸山弁護士からは、片山議員同様、コンプライアンスに関する叱咤激励があり、切れ味鋭い丸山節に会場は大いに盛り上がりました。特に、丸山弁護士もご指摘されていた、「弁護士費用が負担で弁護士に依頼したくても依頼できなくて、悔いを残している人が世の中にはたくさんいる。このような保険制度を通じて、せめて悔いを残させない社会にしなくちゃいけない!」という趣旨のご意見は、正に私も常々感じていて、強く共感できるお話でしたので、つい司会の立場を離れて、思わず関西弁で丸山弁護士と意見交換をさせていただくことになりました。弁護士費用を保険から賄えて弁護士に依頼できたとしても、裁判などの結果の満足を保証することまではできないですが、もし自分も専門家の弁護士に相談することができていたら、結果は違っていたのだろうか…という、もやもやした思いを残させない。せめてプロセスの満足は保証してあげられること…司法において、悔いのない社会とはそういうことなのだろうと思います。
私は、丸山弁護士とは対談などをさせていただく機会もあり、何度かご面識がありましたが、大渕弁護士と石渡弁護士とは初対面でした。
リハーサルをしていて、お二人とも丸山弁護士同様、シャープで勘が良く、非常にお話が分かりやすい上に、コミュニケーションが取りやすいので、流石だなぁと思いました。素晴らしい出演者のおかげで、良いトークショーになりました。この模様は共同通信社のダイジェスト映像などでも既に配信されていますので、興味がある方はご覧になってみて下さい(法的トラブルに強い味方 日本初!弁護士費用保険登場)。
次回からは、このトークショーに続けてお話した私のスピーチや弁護士費用保険のメリットについて、何回かに分けてブログに書かせていただきます。