アクティブイノベーションウエスト代表弁護士の木下です。
東日本大震災から丸4日が経過しましたが、依然として正確な被害状況が掴めないまま原子力発電所での爆発など新たな被害の拡大も懸念されています。
被災された方には、心よりお悔やみ申し上げます。
私にとって、仙台は大学生活と司法試験の受験生時代の7年間を過ごした第二の故郷です。私は、この街でたくさんの友達や恩師に出会い、本当に充実した学生生活を過ごすことができました。大学卒業後も、この街に留まり仲間と切磋琢磨しながら励まし合うことで、辛く厳しいはずの受験生活も前向きに楽しく乗り越えることができました。弁護士になろうと決めたのも、司法試験に落ちて悔しい思いをしたのも、司法試験に合格して喜びを爆発させたのも、すべてこの街でした。その後、司法研修所を卒業しましたが、私を成長させてくれたこの街にお礼が言いたくて、また、今後こういう弁護士になりたいという決意を新たにしたくて、わざわざ立ち寄って弁護士になる前の最後の時間を過ごしたのも、やはりこの街でした。
仙台の街は美しく、人々は優しく、食べ物は美味しく、仙台や東北地方にはいい思い出がたくさんあります。仕事で全国のいろんな街を訪れるようになりましたが、今でも仙台に行くときは、気持ちが高揚して胸が高鳴るのが分かります。私にとっては特別な思い入れのある街なのです。
その仙台を中心とする東北地方の惨状を見ると、本当に本当に悲しくて言葉もありません。
仙台市若林区や宮城野区には大学時代の友人が住んでいました。名取市には大学時代の友人のご実家がありました。石巻市には、大学時代の部活の先輩のご実家がありました。塩竈市や多賀城市には、私が家庭教師をしていた生徒さんのご自宅がありました。私が司法試験に合格したとき、自分の子供のことのように喜んでくれて、お祝いをしてくれたご家族でした。
私にとってゆかりのあるこれらの街が、こんな形で繰り返し繰り返しテレビで紹介されることになるとは思ってもみなかったです。今も連絡が取れない人が多いです。辛いです。
今回幸いにして被災しなかった私達は、今、何をすべきなのでしょうか。
私個人としては、義援金などは送りたいし、邪魔にならない適切なタイミングが来れば、休日などを利用して、友人達の片付けなどの手伝いに行きたいと思っています。
しかし、当面の間は落ち込む気持ちを奮い立たせて、普段通りに仕事をして、普段通りに生活をしていくことが一番大切なんだろうと思っています。普通に暮らせることに感謝しながら、私達が普段通りに生活して経済活動を営むことが、きっと将来彼らの助けにも繋がっていくのだろうと信じて頑張ります。